伊佐地方
大口市
鹿児島県大口市は鹿児島北部の市です。「伊佐錦」や「伊佐美」はこの地方でつくられ、日本全国に出荷されています。 wikilink…
菱刈町
鹿児島県伊佐郡菱刈町は、人口約9000人の小さな町です。世界的な金山「菱刈金山」があることで知られています。湯之尾温泉を代表として、温泉も豊富です。wikilink…
菱刈町's Photo
大山酒造's Photo
伊佐焼酎の世界へようこそ!
鹿児島県北部の伊佐地方は中央を県下最大の川内川(センダイガワ)が流れ、東方に霧島連峰を望む霧深い水郷の盆地です。昼夜の温度差が大きい内陸性の気候は、焼酎つくりに最適な環境です。そのためこの地方には、昔から焼酎の蔵元が多く、焼酎の古里として親しまれてきました。代表的な焼酎は「伊佐錦」(大口酒造),「伊佐美」(甲斐商店),「伊佐大泉」(大山酒造)があります。
その伊佐焼酎の中のひとつ「伊佐大泉」は約1000銘柄あるといわれる鹿児島焼酎の中で知名度は低いですが、鹿児島県下焼酎鑑評会で総裁賞や優等賞に輝くなど評価は高く、多くのファンに愛されてきました。銘柄の「伊佐」は地名を表わし、「大泉」は尽きることのない美しい泉をイメージしてつけられています。
「伊佐大泉」で最もこだわっているのが麹造りです。美味しい焼酎は、よい麹があってこそ。機械化により手間のかからない麹つくりができるようになった昨今も、麹室で麹蓋を用いて、昔ながらの手間暇かけた手作業で丁寧に白麹を造り、その白麹が焼酎の元となっています。仕込みでは、米麹と主原料の芋の割合を通常より芋を多くすることで、芋の風味を引き出し風味豊かな焼酎とすることを心がけています。
原料品種
What's 大山酒造?
「伊佐大泉」をつくっている「大山酒造」は字からすると大きな蔵かと思われがちですが、今では数少ない、「一蔵一銘柄」の小さな木造り蔵です。明治38年(1905年)に創業依頼一貫して芋焼酎にこだわり焼酎造りをしています。